松本市美術館オープニング式典・特別展 よみがえる正倉院宝物
約1年間お休みして大規模改修工事をしていた松本市美術館が、リニューアルオープンし、関係者招待客約80人参加でオープニング式典が行われました。
臥雲松本市長は、赤ちゃん休憩室など子育て世代にも使いやすく、市民が日常的に美術に触れていくことができる場として、また、芸術を後世に伝達していく場であり 地域の活性化につながる美術館であると挨拶。
宮内庁正倉院事務所所長 飯田剛彦さんは、今回の正倉院宝物展について、より良い状態で次に伝えていく、そして伝える意義がどこにあるのかを感じてほしいと挨拶。
松本市議会議長 芝山稔さんからは平和の中での開催に祝辞を。
式典後は企画展示室前でテープカット
引き続き内覧会が開催され、出席者は再現模造にみる天平の技をじっくり見ていました。
宮内庁正倉院事務所所長の飯田さんが、ここに展示されているものは模造品で、イミテーション?ととらえるかもしれませんが、形だけではなく材料や技法、構造を調査研究し、一流の工芸作家により忠実に再現されたもので、災害の時には文化財のスペアとして残していく作品だと話していました。
本当に天平の昔、作られたころはこうだったんだろうと感動します。
再現模造の逸品約80件を一堂に集めて公開する20年ぶりの展覧会であること。
人間国宝ら伝統技術保持者の熟練の技に触れる展覧会であること。
技法と芸術性の完全再現を目指した究極の伝統工芸品であること。
見どころ満載です。
ショップにも関連商品がたくさん並んでいます。
以前は入って正面にあった美術館の入口の受付も場所が移動しました。
御大典記念特別展 よみがえる正倉院宝物 -再現模造にみる天平の技-
会期 2022年4月21日(木) 〜 2022年6月12日(日)
月曜休館(ただし5月2日は開館)
会場 企画展示室
観覧料
当日券 大人1,500円(前売り1,300円)
大学高校生・70歳以上の松本市民 1,000円(前売り800円)
※前売り券は4月20日まで販売
※20名以上の団体は各200円引き
※中学生以下無料、障がい者手帳携帯者とその介助者1名無料
◆大学高校生と70歳以上の松本市民は観覧当日、証明書(学生証、免許証等)の呈示が必要
関連プログラムもあります。